キセキレイの写真(高解像)・野鳥写真集

キセキレイは全長約20cmのセキレイ科の野鳥で年中見れる留鳥です。 漢字では黄鶺鴒と書きます。

よく見かけるセキレイ科の仲間にはセグロセキレイ、ハクセキレイがあります。 その中で、キセキレイという名の通り羽の色も胸の当たりの黄色が映えて"最も身近で綺麗いな野鳥"てす。 オスはのどが 黒く、メス は のど が 白いのが特徴です。

良く図鑑等で清流の鳥とされていますが、私の感触では何処にでも居る感じで、河川以外でも結構見ることができます。私がアップしている写真は水辺のものがほとんどですが、これはカワセミを撮影している時に目の前に現れたキセキレイを撮っているからです。

薄暗い山道を車で走っていると、道端に降りていたキセキレイが飛び出して、車のまえをまるで道案内をしてくれる様に 先になって飛んでくれる不思議な鳥です。横へ退けば良いのに車の前を進行方向に飛んで退いてくれない。(笑)

山の道路は小さいながらも沢沿いを走っているのかも知れません。

セキレイの特徴は、常に尾を上下に動かしながら、兎に角よく歩き廻ります。そのためか足はしっかり頑丈そうな足をしています。飛べ、セキレイ！

食べ物は川の中の石や、河原などの地面を歩きながら虫を食べたり　飛んでいる蛾などの虫も食べます。ふわふわと浮き上がって飛んでいるのは虫を追いかけているところです。

鳴き声は「さえずりナビ」で

キセキレイもハクセキレイと同じように置きピンと連写を利用します。 セキレイは個体数も多く、いつでもどこでも見れる鳥なので、野鳥撮影を始めたばかりの方はまず撮影して見ると良い野鳥です。
旅行にカメラを持って行って宿の人に野鳥写真を撮りに来たと言うと付近で白と黒の鳥を見たと教えてくれることがよくあり、詳しく聞いてみるとほとんどセキレイのことを言っている場合が多いです。 特にキセキレイは黄色い羽毛がありますので初めて見る人にはインパクトの強い野鳥だと思います。
私も元々はそうでしたが、野鳥に関心がないと、鳥はスズメのように茶色いものと思い込んでいるようでセキレイでも珍しい野鳥に思うようです。

渓流で、岸辺や川の中の岩の上を尻尾をフリフリしながら歩き回って、たまに岩の上で少しの間じっとしていてくれるので、 近くで迫力のある写真が撮れたりします。

キセキレイは基本的には地面や川の浅瀬を歩き回り、ミミズや虫を食べます。空中を飛んでいる鳥もフラフラと飛び上がって捕まえて食べます。飛ぶのは少し場所移動する程度で上下にジグザグに飛びます。
セキレイはとにかく良く歩く鳥ですが、時々は停止しますので、まずはその時を狙えば簡単に撮影できます。
ただ、そういうシーンは直立不動の動きのない絵になるので、野鳥撮影に慣れてきたら置きピンで歩いている動きのある写真を狙えば良いと思います。キセキレイが動く方向を予測してその方向に少しずらして置きピンして歩きだしたら連写します。
また、川に点々とある石の上をキセキレイが移動している場合は、上記の要領で置きピンして空中の写真シーンの撮影を狙います。