アカハラの写真・野鳥写真集

アカハラは全長約24cmのツグミ科の夏または冬鳥です。

生息地は本州中部以北で夏に繁殖し、冬には本州中部以西、フィリピン等で越冬。 私は冬には見たことがありませんので見てみたいです。

漢字では赤腹と書きます。

外見はシロハラとは胸から脇腹にかけての赤茶色が違いますが、あとシロハラの方は頭部だけグレーぽい色に感じます。

鳴き声は信州で外灯の上に止まって囀っているのを聞いたことがありますが地鳴きは聞いたことがありません。逆にシロハラは地鳴きしか聞いたことがありませんが、どちらもやはり似ているようです。
"さえずりナビ"

食べ物はミミズや虫が主体です。

夏、信州で明け方に林の中の道路を走ると、アカハラが道路沿いに出て地面のエサを啄んでいます。この光景は朝の早い時間帯だけ見られ、この時間帯を過ぎると林の中に入ってしまうのか、あまり見れなくなります。

この光景は道路を走っていると所々で見るので、個体数は結構いるのだと思いますが、いざ機材をセットしてルリビタキなどを待っていてもなかなか現れてくれません。地面で採餌する鳥なので林の中では姿は見難いのかと思います。

早朝の道端に出ているところを撮影しても、まだ光量の少ない時間帯なので撮影は難しいです。

ですから、狙って撮影し易い鳥ではないので、偶然の出会いを待つしかないですね。

掲載写真は乗鞍高原の原っぱに出て来てくれたアカハラが、丁度石の上に乗ってくれたシーンです。