エゾビタキの写真(高解像)・野鳥写真集

エゾビタキは全長約15cmのヒタキ科の野鳥です。漢字では蝦夷鶲と書きます。

日本では繁殖していません。 日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に見られます。私は秋にしか見たことがありません。

雌雄同色で全体的には灰褐色です。白い腹に灰褐色の縦縞がある。

飛来する所は林や公園の樹木、それほど山間部のイメージはない。

サメビタキ、コサメビタキよりも一回り大きいようです。

食べ物は木に止まって木の実や虫を食べます。 飛んでいる虫を見つけると止まり木からふわふわ飛び立ち獲物を捕獲してまたもとの木に戻る。

鳴き声は「さえずりナビ」で

暑い夏が一段落して、景色が少し秋めいて来る頃、 和歌山県の雨の森、亀池、加太、近くの公園等に野鳥撮影に行くと、少ない年はあるものの まるでお約束の様に、エゾビタキが姿を見せてくれます。

エゾビタキは渡りの途中で滞在期間も短く、すぐに旅立ってしまうので、 チャンスを逃してしまう可能性も高いですが、 時期的にも冬鳥には早く鳥のいない時期なので、探しに行けば良いと思います。 毎年、初秋の季節の使者、エゾビタキに会えるのが楽しみです。

秋の初めエゾビタキがやって来る頃はのは、まだ木々に葉が茂っていて早い木は紅葉しかけている頃。桜の木でも落葉の早いものは色づいて落葉が始まっている季節。

背景にその少し色づいた紅葉のボケを入れると写真がきれいです。
青空の日にアンダー気味に撮影すると、背景の木の枝の隙間から見える青空が濃いブルーになり綺麗な背景になる。

エゾビタキは枝に止まって飛んでいる虫を見つけると飛び上がって捕まえる。 飛び上がってそしてまた元の枝に戻るので撮りやすい鳥です。
その飛び上がったところを置きピンで追っても空中シーンが撮れるかも知れません。

また、木の実が出来ている季節で、エゾビタキはその木の実も食べるので食事中の野鳥は撮影がし易いです。 また、それほど動き回る鳥でもない点も写真撮影し易い野鳥です。 ただ、期間が短いので撮影かし易いですャンスを逃してしまわないように時々気を付けてエゾビタキが来ていないか様子を見に行くようにしないといけません。