カイツブリの写真(高解像)・野鳥写真集

カイツブリはカイツブリ科の水鳥で殆どが留鳥ですが、凍結を避けるため移動もするようです。

全国の平野部や山間の湖沼、流れの緩い下流域の河川など、近くの池で年中見ることができます。

漢字では鸊鷉、または鳰と書きます。琵琶湖の別称は鳰の海(におのうみ)と言うそうです。

カイツブリの大きさはカモより小さく、体調は25～26㎝位で゛カモなどとはすぐに区別出来ます。

繁殖は早くて５月頃、池に水生植物が広がる頃になると、所々にカイツブリの浮巣が盛り上がって見えるようになります。 卵は、雄と雌が交代で抱卵し、初夏にはカイツブリの雛が、泳ぐ親鳥の背中にチョコンと乗っている姿は何とも可愛いものです。 毎年池に巣が見えると、いそいそとカイツブリの撮影に通います。

食べ物は動物食で魚や甲殻類、両生類。潜って獲物を捕らえますが、潜ったところから結構離れたところに浮き上がってきたりします。

鳴き声は特徴があり、一度聞くと覚えやすい声です。
「さえずりナビ」

カイツブリの撮影は兎にも角にも浮巣の位置と巣の材料。

巣の材料は基本、水草なのですが、やはりそれだけではなくビニール袋などの人工物のゴミが混ざります。

浮巣の位置が岸から遠いとどうにもなりませんし、巣にゴミが混ざると写真としては興ざめします。私もそんな写真しか撮れていませんが。

なので、撮影向きの巣がある場所を探し回ることと、毎年浮巣の位置は変わりますので良い年を見逃さないこと。それとやはりゴミの無い湖沼に絞ることでしょうか。