シジュウカラの写真(高解像)・野鳥写真集

シジュウカラはシジュウカラ科の全長15cmぐらいの野鳥で、全国の森林、林、住宅地や公園で一年中見られる留鳥で、大阪でもよく見かける身近な野鳥です。

シジュウカラを含むカラ類は小鳥の中心的な種類の野鳥です。その中でもシジュウカラはカラ類の代表のような存在です。

白い頬と頭と喉から胸の黒い羽毛、背の緑とグレーとなかなかきれいな野鳥です。 オスとメスの見分けは腹の縦の黒い部分がオスは太くメスは細いところで区別できます。

繁殖は樹洞（じゅどう）や電柱や人工物の隙間にも巣を作ります。

鳴き声は「ツツピ ツツピ ツツピ…」ですが、こればかりではありませんので結構覚え難い鳴き声です。

鳴き声は「さえずりナビ」で

秋冬には十数羽程度までの群れで行動し、コゲラやエナガ、メジロ、ヤマガラなどとも混群を作ります。 この群れがやって来ると賑やかな小鳥たちの鳴き声が聞こえてきます。それぞれ鳴き声が違うので面白いです。シジュウカラは地上付近や低い枝で採食し、昆虫類やクモ類、木の実なども食べます。これらの混群は同じ木に群れでやって来ても食べ物はそれぞれが食べ分けているようです。

シジュウカラ、コゲラ、エナガは町でも公園など少し林があれば会える身近な野鳥です。

但し、よく動く鳥ばかりですので撮影は手強い連中です。 これらの鳥は混群となって群れで移動してくることが良くあります。群れは少しづつ移動して行きますので、木が並んでいるなら先回りするのもいいです。 色んな小鳥の鳴き声が近づいてきたら撮影のチャンスです。

また、シジュウカラは木の低い位置や、背の低い木にも止まりますので上から撮影出来ることもあります。

シジュウカラは留鳥ですので夏も冬も居ますが、大阪ではやはり夏は見にくくなります。またやはり夏は茂った葉が邪魔で撮り難いので狙い目は冬です。

よく動いて撮影しにくい鳥ですが、会いやすい鳥なので長い時間撮影していれば止まって撮影させてくれるチャンスも出てきます。 一瞬のシャッターチャンスをものにして、ビシッとピントの合ったシジュウカラの写真が撮れた時は、喜びもひとしおです。