ツグミの写真(高解像)・野鳥写真集
野鳥写真・ツグミの画像(高解像)です。
NEW!野鳥のスマホ待ち受け画像と壁紙を作りました。
野鳥のスマホ待ち受け画像と壁紙
ツグミの生態、習性、食べ物、生息地、繁殖期、子育て、など
ツグミはヒタキ科の冬鳥で、漢字では鶫と書きます。日本には10月頃に群れで渡って来て、各地に分散して行くとなっていますが、大阪で見れる季節は11~12月頃から見ることが多くなり、冬鳥の中では遅い方の種類で、春は4月ごろまで見ることができます。帰って行く時も群れで集合して行くようです。秋の渡りの時期には群れになったツグミが集団で止まって木の実を食べる光景もみられますので、飛来した当初は警戒心が強く、あまり地面の開けた場所に出て来ないということもあるようです。
生息地は冬になると、畑の中や、川原、道の畔等、結構何処でもツグミの姿を見る事が出来るようになります。
ツグミの大きさは全長約24cmぐらい、ムクドリ程の大きさ(ムクドリよりは微妙に大きい)で、スズメより一周り、二周り大きいイメージです。野鳥の中では中型の部類ですね。 体色や形は写真を見る方が分り易いですが、全体的に茶色のイメージで、ヒヨドリよりも丸い印象です。
食べ物は飛来当初は上記のように、まだ木の実があるのでそれも食べますが、木の実が少なくなる頃には殆ど地面で虫など採餌しているので、なかなか近寄る事が出来ません。 写真を撮ろうとそーっとと近づいても、上手に何気なく、少しずつ遠ざかって行ってしまいます。が、粘り強くカメラを構えて追っていると、時には良い写真が撮れることもあります。まあ、ある程度の距離を保っていれば極端には嫌われないようです。
和歌山の河川でカワセミを撮影していた時に、河川敷に下りて川の中の石にピントを合わせて待っていると、ツグミが止まってくれました。その時はかなり近くで、良い写真が撮れました。
ツグミの独特な習性というか行動に、草地や田畑などのなどの平地をピョンピョンと地面を跳ねるように少し進んでは背を伸ばして胸を張るよう格好で数秒止まり、また進んで止まり、という姿を繰り返します。鳥の視野の範囲はかなり広いので前を見ているようで実はかなり後方や上空まで見えているようですので外敵に注意を払っているのかエサを探しているのか独特の行動をします。ツグミのツグミらしさを感じるポーズです。
ツグミの繁殖期は5月~7月の間で、残念ながら日本ではなく、シベリアからカムチャッカ方面で、産卵・繁殖を行います。 卵は一回に3~4個の卵を産みます。
鳴き声は「さえずりナビ」で
ツグミの写真撮影方法
写真撮影ですが、ツグミは比較的撮影し易い野鳥です。
良く解像した写真を撮りたい場合は、解像し易い羽の部分を狙い、真横から撮影するようにして広い範囲被写界深度に収まるようにすれば全体的に解像感のある写真が撮影できます。やや大きい鳥なので近距離からの正面や背面からの撮影はビントの合っていない部分が多くなり見辛い写真になってしまいます。
ツグミは冬の撮影になるので、丈の長い草の中にはおらず、あまり草の生えていない土の見える地面や冬の畑や田にいるので、低い位置にカメラを構えたり予め三脚を低くセットしておくなど横から撮影するようにすると背景や前後のボケを生した写真が撮れます。また段差のある地面ではこちらが低い位置から撮影するようにします。前後のボケの部分に花などの色の変化があればバッチリです。黄色や赤に紅葉した葉がボケて入るのも良い感じです。
ツグミは上に書いたように草地などをピョンピョンと地面を跳ねるように進んでは止まり、進んでは止まりと独特の行動を繰り返しますので、その止まった時がシャッターチャンスです。
基本その止まった時にピンを合わせて連写撮影をすればOKです。また、ツグミの進行方向にピントを少しずらして置きピンで撮影しても良いです。
枝被りなどで撮れないということも無いので比較的撮影し易い野鳥です。
ツグミ トリミング1540×1028ピクセル等倍画像。
AFボーグ90FL PENTAX K-3 35mm換算 1275mm
AFボーグ90FL PENTAX K-3 35mm換算 1275mm
AFボーグ71FL PENTAX K-3 35mm換算 1020mm
スポンサードリンク