笠井トレーディング製品
天体望遠鏡を使った野鳥撮影入門に最適!
旧 LMF-1、価格大幅ダウン!
税込み価格で旧 LMF-1の 56,365円から 37,800円と大変お求め易くなりました。
この度、笠井トレーディングから高機能DXマイクロフォーカス接眼部(旧LMF-1)の販売が開始されました。
これまで、ボーグブランドで販売されていた笠井トレーディングのLMF-1は販売終了になりました。
これまで高機能DXマイクロフォーカス接眼部(LMF-1)は笠井トレーディングでは差額 13,000円で屈折用マイクロフォーカス接眼部をセットした鏡筒のグレードアップという形のみで単品販売はされておりませんでしたが、ボーグの販売終了に伴いまして笠井トレーディングから直接に単品での販売が始まりました。
メーカーHPより
「2008年の発売以来、屈折鏡筒及びアダプターリング等とのセットのみで販売しておりましたが、ご好評につき、このたび単品販売を開始する運びとなりました。」
価格は屈折用マイクロフォーカス接眼部 22,000円にこれまでと同じ差額13,000プラスで販売と言う事で大幅に安くなりました。
これに伴いまして当店でもその他製品も含めまして取扱いを開始いたします。
よろしくお願い致します。
BORG用マイクロフォーカス接眼部
BORGの80φ鏡筒ネジ規格(M68.8)にそのまま装着可能な高性能マイクロフォーカス接眼部3種。
高機能DXマイクロフォーカス接眼部が旧LMF-1より耐荷重量1kgアップし5kgになりました。
接眼部BORG仕様(旧LMF-1) 35,000円
(消費税込¥38,500)
商品購入ページはこちら
左手仕様
37,000円
(消費税込¥40,700)
商品購入ページはこちら
ドロチューブとヘリコイドの二つの操作をするというのは野鳥撮影では非常に効率が悪くなります。居眠りしている鳥なら大丈夫ですが。(笑)
天体撮影では近距離は関係ないでしょうが、野鳥撮影では大切です。
ヘリコイドの欠点は、カメラ等の重さで回転が渋くなりピントが合わせ難くなり、また、たわみも生じます。 これを一気に解決するのがLMF-1です。
ヘリコイドとは違い、LMF-1のようなクレイフォード式フォーカサーカメラ等で操作が重くならず、遊びも無く(遊びがあるとピントを合わせ難くなります)、たわみも無いと言って良い程です。
【5555】ヒップサポート装置HP-1のような補助も必要なく、そのために重心が高くなってブレ易くなることもありません。
LMF-1は伸縮量がヘリコイドM(19mm)の約四倍、BU-1のヘリコイド(32mm)の約二倍の75mmもあるため、ドロチューブを操作せずに近距離までピント合わせが可能です。
そのため素早い対応が求められる野鳥撮影、特に焦点距離の長いレンズで大きな効果を発揮します。
また、粗動の動きが大きいためヘリコイドをぐるぐる回すのに比べ、対応がぐんと速く、野鳥への対応が素早くでき、撮影に大きなメリットがあります。
置きピンの場合のピントの固定もできます。
商品説明
屈折用マイクロフォーカス接眼部BORG仕様
●屈折用マイクロフォーカス接眼部はCAPRI-80ED、BLANCA-70ED、BLANCA-80EDTに標準装備されているものです。
●後方にボーグパーツの接続するには【7425】50.8→M57/60ADが必要です。(写真.1)
ボーグでLMF-1が取り扱われる以前はボーグでも屈折用マイクロフォーカス接眼部を販売していましたが、私はこの旧マイクロフォーカス接眼部を101ED、125SDで常用していました。 その当時の製品は一点止め(写真.2)でしたが、現在の製品は二点止め(写真.3)になっているので以前より接続に安心感があります。もっとも以前の製品を使用して抜け落ちるようなことはありませんでした。
(写真.4)は屈折用マイクロフォーカス接眼部に【7425】50.8→M57/60ADを取り付けたところ。
高機能DXマイクロフォーカス接眼部BORG仕様
●カメラ側がM57メスネジ(写真.5)ですのでボーグパーツがそのまま接続できます。 この場合カメラとの間に【7352】M57回転装置DXや【7205】ミニミニドロチューブなどの回転するパーツが必要です。 また、付属のアダプター(写真.6)(写真.7)を使用すれば【7425】50.8→M57/60ADが接続できますので(写真.8)、この場合は【7425】を回転させてカメラの水平等を調整できますので、【7352】M57回転装置DX等の回転するパーツは必要ありません。 こちらは三点止めになりますので上記二点止めより安心です。
●2016年1月入荷分よりの仕様変更点
新ロットよりLMF-1で使われていたツマミねじが復活しました。(写真矢印)
これはマイクロフォーカス接眼部を回転して任意の位置に固定するためのものです。ただ、ボーグへの接続は原則ドロチューブに接続しますので、ドロチューブで回転できますので別段必要ありません。
また、マイクロフォーカス接眼部を逆さまに接続する場合、このツマミねじが雲台に当たって邪魔になる場合があります。その場合はツマミねじと、その反対側にある止めねじを入れ替えて使うか、ツマミねじを外して、代わりにお付けしている六角穴付止めねじに替えてお使いください。
V-PowerⅡ接眼部BORG仕様
●カメラ側がM57メスネジですのでボーグパーツがそのまま接続できます。 この場合カメラとの間に【7352】M57回転装置DXや【7205】ミニミニドロチューブなどの回転するパーツが必要です。 また、付属のアダプターを使用すれば【7425】50.8→M57/60ADが接続できますので、この場合は【7425】を回転させてカメラの水平等を調整できますので、【7352】M57回転装置DX等の回転するパーツは必要ありません。こちらは三点止めになりますのでより安心です。
写真は上記高機能DXマイクロフォーカス接眼部の写真を参照してください。
三機種の違い
まずは外観の違いです。
V-PowerⅡ接眼部、高機能DXマイクロフォーカス接眼部は高級感があります。
V-Power接眼部、高機能DXマイクロフォーカス接眼部は
ドロチューブにもキズに強いマットブラック強化アノダイズ処理がされ、
また、ノブの高級感も感じられると思います。
高機能DXマイクロフォーカス接眼部、V-PowerⅡ接眼部はぐるっと粗動ノブを勢い良く回すとしばらくその勢いで回転しますが、屈折用マイクロフォーカス接眼部はそれがなくやや動きが劣ります。
テンションの締め具合にもよりますが、高機能DXマイクロフォーカス接眼部は粗動ノブを回すとややゴロゴロする感じがありますが、V-PowerⅡ接眼部は非常に滑らかです。
V-PowerⅡ接眼部は最も重量がありますが、大きさ自体は変わらず、鏡筒全体に重量のある90FLや89EDでは重さの差はさほど感じないです。
粗動ノブを一回転して動くチューブの量は屈折用マイクロフォーカス接眼部が 13mm、高機能DXマイクロフォーカス接眼部と、V-PowerⅡ接眼部は 18mmぐらいです。 DXやV-PowerⅡで二回回すところを、屈折用マイクロフォーカス接眼部では三回回さないといけないイメージです。動く量が大きいほど鳥への対応が素早くできます。
カメラ側の接続は屈折用マイクロフォーカス接眼部はM57ネジがありませんので、【7425】50.8→M57/60ADを使用しての接続のみになります。
高機能DXマイクロフォーカス接眼部、V-PowerⅡ接眼部にはM57メスネジがありますので、ボーグパーツがそのまま接続できます(カメラとの間に回転するパーツが必要)。 また、付属のアダプターを使用すれば【7425】50.8→M57/60ADも接続できます。
笠井トレーディング マイクロフォーカス三機種の動きの比較の動画
動き具合はローラーの圧の調整具合にもよりますが、普段使っている滑らない程度の調整です。
V-PowerⅡ接眼部はグルっと回した勢いでかなり動いて行きます。(上方向にでも)
もちろんハンドルを止めればピタリと止まります。
高機能DXマイクロフォーカスはV-PowerⅡより劣りますが、回した勢いで結構動きます。
(動画は旧LMF-1ですが、現行のDXマイクロフォーカスはV-PowerⅡと同じくローラーにダイヤモンドパウダーコーティングがされ滑りにくくなり、ローラー圧も緩めることができると思いますので動きも旧LMF-1より良いと思われます。)
動画はV-PowerⅡ接眼部(最上位機種)、高機能DXマイクロフォーカス接眼部(上位機種) 旧LMF-1、屈折用マイクロフォーカス接眼部(エントリーモデル)の順です。
動画「マイクロフォーカス三機種比較」
関連パーツ
「BLANCA-70ED」「CAPRI-80ED」のページ作成しました。
笠井トレーディング CAPRI-80ED、BLANCA-70ED、マイクロフォーカス接眼部のページです。